「うちの子ADHD?」と悩んだら…まず親がすべき4つのこと

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ADHDの基本

「もしかして、うちの子はADHD?」
子育てをしていると、そう感じる瞬間がありませんか?

・忘れ物が多い
・落ち着きがない
・話を聞いていないように見える
・なんとなく”育てにくい”と感じる

この記事を見つけてくれた方は、心当たりがあると思います。
中には”のしつけが悪いせい?”と自分を責める人も…

私自身もADHDの特性を持つ娘を育てていて、同じように悩んだ時期がありました。

でも、安心してください。
あなたは一人ではありません。

そして、今あなたが感じているその不安や悩みは、決して間違いではありません。

この記事では「ADHDかもしれない」と感じた親御さんが
次に何をすべきか、具体的な4つのステップとそのためのヒントをお伝えします!

子どものADHDを疑ったらするべき4つのこと

ADHDが疑わしいときには、4つすべきことがあります。

  1. 気になる行動の「メモ」を取る
  2. 正しい知識を身に付ける
  3. 相談機関やかかりつけ医に頼る
  4. 完璧な親を目指すのをやめる

詳しく見てみましょう!

気になる行動の「メモ」を取る

メモすることは、子どもを客観的に見る記録だけでなく
病院に相談する際など、重要な情報源になります。

「うちの子、なんだか他の子と違う気がする…」
親が感じるその感覚はとても大切です。

まずは、気になった行動をメモに取ってみましょう。
「でも、何をどうメモすればいいの?」と思いますよね。

以下のことを意識してメモしてみましょう!

  • いつ、どこで、どんな状況で起こったか?
    • 例:「金曜日の朝、歯磨きをしていた時」
    • 例:「保育園のお迎え後、スーパーで」
  • 具体的にどんな行動だったか?
    • 例:「歯磨きを始めた直後に、おもちゃに
      目移りしてしまった」
    • 例:「お菓子売り場で大声を出して泣き叫んだ」
  • その行動は、どのくらいの頻度で起こっているか?
    • 例:「ほぼ毎日」
    • 例:「週に2〜3回」
  • その時の子どもの様子(表情、感情など)は?
    • 例:「イライラした表情で、床を蹴っていた」
    • 例:「泣きながらも私の顔をじっと見つめていた」

メモを見て、客観的にとらえることで
「意外と頻度は少ないな」
「特定の状況で起こるんだな」
といった、新たな気づきが得られることも!

メモの仕方のポイントはこちら。

  • 日記やスマホのメモ機能でOK
    特別なノートを用意する必要はありません。思いついた時にサッとメモできるツールを使いましょう
  • 事実だけを書く
    「また怒ってしまった」ではなく、「大声を出した」と客観的に記録することが大切です
  • 子どもの良いところもメモしよう
    「好きなことにはすごい集中力」
    「一度決めたことはやり遂げる」
    などポジティブな面も記録しておくと、自分自身の心の支えにもなります

ちなみに私はスマホのメモ機能を使って、カテゴリーごとにファイリングしています!

(例)
・学校でのトラブル
・家での出来事
・褒めたこと
・デイサービスでの出来事   など

正しい知識を身に付ける

ここで大切なのは、正しい知識というところです。

今はSNS上でも情報発信してくれている人が多く、様々な情報が目に入ると思います。
ですが、その情報が100%正しいとは限りません。

中には間違った情報を発信している人もいる、と思っていた方がいいでしょう。

私はSNSの情報も参考にしますが、本でADHDについて調べることが多いです。

 

相談機関やかかりつけ医に頼る

「いきなり専門病院に行くのは気が引ける…」

そう躊躇される方も多いかもしれません。
その場合は、身近な相談機関を訪ねてみるのがおすすめです!

  • 子育て支援センター
    地域の身近な相談窓口です。まずは気軽に子育ての悩みを話してみましょう。
    専門の相談員がいる場合もあります。
  • 児童発達支援センター・児童相談所
    発達に関する専門的な相談ができます。
    専門家が子どもの行動観察や簡単な検査をしてくれる場合もあり、客観的な視点からアドバイスをもらえます。
  • かかりつけの小児科
    普段から子どもの様子を知っている先生に相談してみましょう。
    専門機関を紹介してくれることもあります。
    ※専門医でなければ処方できないADHDの薬があります

相談しに行くときは、先ほどメモした内容を持っていきましょう。
よりスムーズに相談が進みます。

診断を受けるかどうかは、親御さんがお子さんの状況を考えて決めることです。
まずは相談機関を利用して『特性に合った関わり方のヒント』を見つける
ことから始めてみましょう。

 

完璧な親を目指すのをやめる

ADHDの子育ては、本当に毎日がドタバタです。

「なんでこんなにできないんだろう」と子どもにイライラしたり、
「私の育て方が悪かったのか」と自分を責めてしまうことも…

親の心がボロボロになってしまうことも少なくありません。

でも、どうか忘れないでください。
こうして子供のことを調べて、この記事にたどり着いたみなさんはとても頑張っています。
あなたは日々子どもと向き合い、一生懸命愛情を注いでいます。

完璧な親じゃなくていいんです。

少しでも心が楽になるように、自分を労わってあげてください!

親自身の時間を作ろう
・家事や育児から少し離れ、一人でゆっくり過ごす時間を作る
・好きな音楽を聴いたり、美味しいコーヒーを飲むリラックスタイムを作る

「ま、いっか!」の魔法を唱えよう
・完璧に片付けられなくても、今日はもう寝ちゃおう
・ご飯が手作りじゃなくても、市販のお惣菜で大丈夫
・「ま、いっか!」と声に出すだけで、気持ちが楽になる

子どもが楽しく過ごすためには、親が笑顔でいることが何よりも大切。
まずは、ご自身の心をケアすることを最優先にしましょう!

子どもの悩みを抱える親へ、最後に伝えたいこと

子どもがADHDかもと考えた時から、みなさんは沢山悩んできたと思います。

私はADHDは”病気”ではなく、その子のユニークな個性だと思うようにしています。

  • 好きなことには驚くほどの集中力を見せる
  • 枠にはまらない自由な発想を持っている
  • 情熱的で、周りを明るくする力がある

こんな風に、ADHDの特性はたくさんの魅力にあふれています。

子どもとの向き合い方に悩むあなたは、決して間違っていません。
ADHDであってもなくても、あなたは今まで十分すぎるほど頑張ってきました。

取扱説明書なんてものは無いですが、このブログが
みなさんの子育てのヒントになればいいなと思っています♪

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